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【最新ニュース】絶滅ゾウガメ、復活の可能性

2012年01月13日

ガラパゴス国立公園は、1月9日、最新の遺伝子研究で、150年以上前に絶滅したフロレアナ島亜種のゾウガメが、イサベラ島に生息している可能性があることが分かった、と発表しました。
BOLETÍN DE PRENSA PR.RPU. P001.R01- 09/01/2012 - No. 006

過去の関連ニュース
絶滅ゾウガメの遺伝子を持つ個体発見(2008年09月25日)
絶滅ゾウガメの遺伝子を持つゾウガメ発見(2010年01月16日)

ガラパゴスゾウガメのフロレアナ島亜種は、ダーウィンがこの島を訪れた1835年までは生息していたことが分かっていますが、1850年頃にはこの島では絶滅したとされていました。

2008年に調査に入ったアメリカイェール大学の研究チームは、イサベラ島ウォルフ火山から、全体のおよそ20%にあたる1669頭の血液サンプルを持ち帰り、遺伝子の研究を進めました。上のリンクの通り、フロレアナ島亜種の遺伝子を持つ個体(「ハーフ」や「クオーター」など)がいることはすぐに分かりましたが、今回は、この中の84頭がフロレアナ島亜種(純血)を片方の親に持ち、うち30頭が15歳未満の「こども」であることが分かったということです。

このことから、約7000頭いるとされるウォルフ火山亜種の中に、少なくとも38頭のフロレアナ島純血種が存在すると計算できるということです。理論的には、ゾウガメの人工繁殖には少なくとも20頭の個体が必要ということで、今回の調査研究結果から、今後、絶滅したとされていたフロレアナ島亜種の個体群を完全に復元させることができる可能性が出てきたということです。
元論文
Current Biology:Genetic rediscovery of an ‘extinct’ Galápagos giant tortoise species

現在、ガラパゴス国立公園とチャールズ・ダーウィン財団では、プロジェクト・フロレアナという、フロレアナ島を丸ごと保全しよう、という取り組みを行っています。
【プロジェクト・フロレアナ】
このプロジェクトの最後には、食物連鎖の頂点にいるゾウガメを再導入する計画があり、計画した当初は別の亜種のゾウガメを導入する予定でした。しかしもしかしたら、本物のフロレアナ島ゾウガメが、故郷に帰ることになるかもしれません。

JAGAでは、このプロジェクト・フロレアナを支援しています。
皆さんからのご寄付から、昨年度は1,238,974円の資金援助を行うことができました。
今後も、人間が連れ去ってしまったフロレアナ島のゾウガメが故郷に帰れるよう、支援を続けたいと思っています。
(JAGA事務局奥野)  

Posted by ジョージ・フィンチ at 01:14Comments(2)TrackBack(0)最新ニュース

【お知らせ】古見きゅうさん写真展

2011年08月05日


昨日から始まっている、ガラパゴスの写真展のご案内です。
是非是非足を運んでみてください。

古見きゅう 写真展:「GALAPAGOS」 僕たちが特別ではなくなる場所

2011年8月4日(木)~8月10日(水) キヤノンギャラリー銀座
2011年9月8日(木)~9月20日(火) キヤノンギャラリー福岡
2011年11月10日(木)~11月16日(水) キヤノンギャラリー梅田
詳細はこちら
http://cweb.canon.jp/gallery/archive/furumi-galapagos/

こちらには、ご本人のコメントもあります♪
http://www.scubadive.jp/news/?p=4959

古見きゅうさんのブログ
http://ameblo.jp/nines-photo/

(JAGA事務局・奥野)  

Posted by ジョージ・フィンチ at 11:42Comments(0)TrackBack(0)お知らせ

【最新ニュース】ガラパゴス津波の影響

2011年03月24日

この度の東北関東大震災において、被災された方に心からお見舞い申し
上げますと共に、亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

日本で起きた地震。17時間後、ガラパゴスにも津波が押し寄せました。
津波が来た状況と被害について、まとめました。

【最新ニュース】ガラパゴス津波の影響

現地時間3月11日正午より、ガラパゴスでは、日本で起きた地震による
津波に対し避難警報が出され、住民や観光客が高地に避難したほか、
国立公園管理局やダーウィン研究所では、「ロンサム・ジョージ」を含む
飼育中のゾウガメを島の中腹のサンタローサという集落に移しました(写真)。

またエクアドル海軍は、全船舶に対して5マイル沖合で津波に対処する
よう、警告しました。

津波は、約1万4千キロ離れた日本から17時間かけ、予想より20分遅い
11日午後6時にサンタクルス島プエルトアヨラに到達しました。

津波は26分の間隔で2波あり、初波は1.5m、引き波は-1m、第二波は
1.77mで、今回の地震では、東太平洋では最大となりました。

当会支援先、チャールズ・ダーウィン研究所では、海洋生物研究棟に被
害が出ました。ポンプ室が破壊され、研究室内では、家具や研究器機が
散乱しました。波は研究所所長公舎の庭先まできましたが、大きな被害
はありませんでした。また当日は停電がありましたが、翌日午前中には
復帰しました。

プエルトアヨラの町中では、メインストリートである「ダーウィン通
り」が浸水してゴミが散乱したほか、海岸沿いの、Scuba Iguana、
Red Mangrove Inn、Banco Pacifico、Hotel Sol y Mar、Police
Station(警察)、Finch Bay Hotel(港の対岸)などの、ホテルや
施設に浸水被害が出ました。ガラパゴス全島で人的被害の報告はあり
ませんでした。

また、自然保護区では、アカデミー湾東部の観光ポイントEl
Garrapateroで、砂浜が少しえぐり取られ、ゴミや木の枝などが散乱
し、後日国立公園管理局とボランティアが清掃を行いました。

サンクリストバル島では、ガラパゴス州の州都プエルト・バケリソ・モ
レノの被害は報告されていません。また同島北岸の自然保護区で、観光
ポイントのIsla Lobos、Manglecito、Puerto Grandeでは、海岸に流れ
着いた幹や枝などの清掃を、国立公園管理局やダーウィン研究所、海軍、
ボランティアが行いました。

(記事まとめ:伊藤秀三・奥野玉紀、情報提供:柴田一輝)

《参照サイト》
ガラパゴス国立公園プレスリリース
http://www.galapagospark.org/boletin.php?noticia=477
http://www.galapagospark.org/boletin.php?noticia=478

チャールズ・ダーウィン財団プレスリリース
http://www.darwinfoundation.org/english/pages/noticias.php?
txtCodiCate=1&txtCodiNoti=88

UNESCO
http://whc.unesco.org/en/news/725

IGTOA
http://www.igtoa.org/galapagos-news/2011/03/urgent-news-alert-tsunami-inflicts-damage-on-the-charles-darwin-research-st

米Galapagos Conservancy
http://www.galapagos.org/2008/index.php?s=Newsroom

英Galapagos Conservation Trust
http://www.savegalapagos.org/news/2011/03/galapagos-counts-cost-of-the-tsunami.shtml
  

Posted by ジョージ・フィンチ at 22:34Comments(0)TrackBack(0)最新ニュース

【最新ニュース】2010年、17万人がガラパゴスを訪問

2011年03月02日

【最新ニュース】2010年、17万人がガラパゴスを訪問

ガラパゴス国立公園のプレスリリースで、昨年のガラパゴス諸島を
訪問した人数が発表されました。
==

2010年にガラパゴス諸島を訪れた人数は、前年の2009年を6%上
回る、173,296人でした。

国籍では、エクアドル人が36%の61,574人、次いでアメリカ人の
46,093人(27%)、3番目が英国人の9045人(5%)、その他140の
国籍の人々でした。

訪れた観光客のうち、46%の人が、国立公園の許可を得たクルーズ船
でのツアーに参加し、44%の人が島のホテルを利用、7%の人が親類
の宿に泊まりました。

また、諸島訪問者のうち、135,377人がバルトラ島の空港から、
36,839人がサンクリストバル島の空港から、そして139人が
イサベラ島から、それぞれ諸島に入島しています。
残りの941人は、船で入島しました。

PR.RPU. P001.R01- 28/02/2011 - No. 022
(ガラパゴス国立公園2011年2月28日プレスリリースより、一部抜粋)

より詳しい情報は、ガラパゴス国立公園 
comunication@spng.org.ec
または、www.galapagospark.org へ

Para mayor información, escríbanos a: comunicacion@spng.org.ec, o
visite www.galapagospark.org

[JAGA事務局・奥野]  

Posted by ジョージ・フィンチ at 12:30Comments(0)TrackBack(0)最新ニュース

【最新ニュース】ロンサム・ジョージの相方、交代

2011年01月23日


(写真はエスパニョラ亜種のメスガメを選ぶ職員)

【最新ニュース】ロンサム・ジョージのパートナー、交代
〜遺伝子研究により、エスパニョラ島亜種が最も近縁であることが判明〜

ガラパゴス諸島西部イサベラ島のウォルフ火山亜種のゾウガメ2頭 (♀)は、
1991年から、ピンタ島亜種最後の生き残りのオスガメ、ロンサム・ジョー
ジの繁殖パートナーとして同じ檻に入れられてきましたが、このたび、
2頭のエスパニョラ島亜種のメスガメと代わることになりました。

20年前、ジョージの子孫を残すため、ガラパゴス国立公園局(PNG)は、
ウォルフ火山から2頭のメスガメ106号と107号を連れてきて、ジョージ
の檻に入れました。この決定は当時のハ虫類研究者の助言に従ったもの
でした。当時はまだガラパゴスゾウガメの遺伝子研究はなされてなく、
ジョージ(ピンタ島亜種)に形態的に最も近いとされたウォルフ火山亜種が
選ばれたのでした。

しかし最近、エール大学の研究者らによるガラパゴスゾウガメの遺伝子
研究が終了。研究結果から、ウォルフ火山亜種は形態的には似ているも
の、同じ檻に入れられていた106号と107号は純血ではなく交雑種である
ことが判明し、ジョージのパートナーとして最も適した個体ではないこと
が分かりました。

また研究では、遺伝的にピンタ島亜種(ジョージ)と最も近縁であるの
はエスパニョラ島亜種であることが分かり、より相性が良く、ピンタ島
亜種のDNAを持つ子孫を残すためにより繁殖の可能性が高い同種が、
パートナーとして選ばれました。

これまで20年間ジョージと檻を共にした106号と107号は、ウォルフ
火山亜種とフロレアナ島亜種の交雑種(ハイブリッド)であることが
分かりました。フロレアナ島亜種は1世紀以上前にフロレアナ島から
消えた「絶滅種」とされてきたため、106号と107号は、同様に
フロレアナ島の交雑種と判明した7頭のゾウガメと共に、特別な檻に
入れられることになりました。

エスパニョラ島亜種のメスガメ2頭、7号と13号は、エスパニョラ島
ゾウガメ繁殖プログラムが始まって以来、ずっと飼育されたきた個体
です(エスパニョラ島のゾウガメは、一時期14頭まで減ってしまい、
1960年代から繁殖プロジェクトが行われてきた・訳者注)。現在既に
ジョージと共に飼育されており、この繁殖シーズンにジョージの子孫を
残すことが出来るのでは、期待されています。

繁殖期は今始まったばかりで、営巣期は6月後半に始まります。 ただし、
檻に入れられたメスガメが、これまで同じ檻に入っていたエスパニョラ島
亜種のオスガメとの卵を産むことも考えられるため、誕生する子供の
DNA検査も慎重にしなければなりません。

ロンサム・ジョージは、世界でたった1頭の、ガラパゴスゾウガメ・ピンタ島
亜種で、サンタクルス島の国立公園内(ダーウィン研究所施設内)の
「ファウスト・ジェレナ繁殖/飼育センター」で飼育されています。

PR.RPU. P001.R01- 20/01/2011 - No. 004
(ガラパゴス国立公園2011年1月20日プレスリリースより)


〔訳・奥野玉紀〕

関連記事
ジョージの故郷へゾウガメ再導入!2010年05月14日
http://galanews.ti-da.net/e2738317.html

絶滅ゾウガメの遺伝子を持つゾウガメ発見 2010年01月16日
http://galanews.ti-da.net/e2661161.html

ジョージの卵、孵化せず 2009年12月12日
http://galanews.ti-da.net/e2636622.html
  

Posted by ジョージ・フィンチ at 22:46Comments(0)TrackBack(0)最新ニュース

【最新ニュース】ガラパゴスペンギンとコバネウ生息数調査

2011年01月17日

今年も明けて半月以上経ちましたが、本年もどうぞよろしくお願いします。

昨年11月に出された国立公園からのプレスリリースをお伝えします。
ペンギンとコバネウは、ガラパゴスの動物の中でも、生息範囲が限ら
れ、生息数も少ないことから、最も見られる機会が少ない動物の中の
2種です。
>この2種を是非見たい!という方、旅程にイサベラ島とフェルナン
ディナ島が入っていることを確認してくださいね。

【ガラパゴス国立公園ニュース】
ペンギンとコバネウの生息数調査〜生息数は安定〜

ガラパゴス国立公園局(PNG)は、フェルナンディナ島とイサベラ
島で、8日間に渡るガラパゴスペンギンとガラパゴスコバネウの
生息数の部分調査を行いました。これら2種の生息数の安定性を
確かめるためです。全数調査は5年毎、あるいは強いエルニーニョ
現象が発生した年に行われていますが、部分的な調査は毎年行わ
れています。

全数調査では、諸島内の10地域が対象となる一方で、今回の調査
では、この10年間の観察を元に、最もこの2種が観察された以下
4つの地域を対象とします。

・フェルナンディナ島、エスピノサ岬Punta Espinoza〜ダグラス
岬Cape Douglas…島の北側
・フェルナンディナ島、マングローブ岬Punta Mangrove〜エスピ
ノサ岬…島の東側(イサベラ島寄り)
・イサベラ島、バークレイ岬Cape Berkeley〜アルベルマレ岬
Punta Albermarle…島の北側
・イサベラ島、エセックス岬Punta Essex〜モレノ岬Punta
Moreno…島の南西側

調査員(パークレンジャー)は小さな船でこれら地点の岸に近付き、双
眼鏡を使って各個体を記録します。可能であれば上陸して観察すること
もあります。

ペンギンとコバネウが見られた場所では、決まった時間に、海洋・大気
のデータ(海水温、気温、海水の透明度、空の雲量)も取りました。

今回、計721羽のガラパゴスペンギン(Spheniscus)と、
922羽のガラパゴスコバネウ(Nannopterum harrisi)が確認され、
これら2種の個体群サイズが維持されていることが分かりました。

今回の調査では、国立公園およびダーウィン研究所の職員は、63
羽のペンギンと39羽のコバネウに、今後の調査のためにマイクロ
チップのタグを付けました。

今回のような生息数調査は1961年から行われています。両種とも
諸島の固有種で、主にイサベラ島およびフェルナンディナ島の周囲に生
息しています。

ペンギンは、個体群サイズが小さく、諸島の中でも分布が非常に限られ
ており、かつ繁殖・育雛のため24℃以下の気温を必要とすること
から、また、コバネウは、飛行能力がなく、卵の受精率が低いことか
ら、両種とも非常に脆弱で不安定な存在です。

PR.RPU. P001.R01- 22/11/2010 - No. 102
(ガラパゴス国立公園2010年11月22日プレスリリースより)




今年ガラパゴスは、ラニーニャ現象の影響で、水温・気温共に例年より
低めの状態が続きました。
これら2種の鳥は、冷たい環境、そして海底からの冷たい海水に伴って
水面に上がってくる魚介類を好むため、ラニーニャ時は「幸せ」な環境で
生息できます。逆にエルニーニョが発生すると気温水温が上がり、個体数は
激減、絶滅も危惧されます。
(訳・文:奥野玉紀)

関連記事
ペンギンとコバネウの生息数 2007年11月18日
http://galanews.ti-da.net/e1838275.html
  

Posted by ジョージ・フィンチ at 21:26Comments(0)TrackBack(0)最新ニュース

【保全ニュース】電池回収キャンペーン成功裏に終了

2010年11月17日


今日は、ガラパゴス地元コミュニティの話題からお伝えします。
離島であり、貴重な生態系を有するガラパゴスにとって、ゴミ処理は大
きな課題です。
これに対して、地元の高校生達が一役買ったニュースです。
彼らの活動は、単に「環境保全」に貢献するだけでなく、ガラパゴスの
未来を担う人材を育成する「環境教育」の側面もあり、有効かつ有意義
な活動です。

ソース元、および事業の主催は、当会の支援先機関、チャールズ・ダー
ウィン財団(CDF)です。

----

まずは、少し前(6月9日)のCDFプレスリリースより。

電池回収キャンペーン第一弾終了。

世界環境デーを記念して、6月4日、サンタクルス市、チャールズ・
ダーウィン財団(CDF)、ガラパゴス財団共催の使用済み電池・
バッテリー回収キャンペーン第1弾が盛り上がりのうちに終了しました。

このキャンペーンの目的は、リサイクル工程に持ち込む前の、地域や
学生のコミュニティにおける電池やバッテリーの青色ゴミ箱(リサイ
クルゴミ用)への適切な分別の普及・促進です。

キャンペーンには島内の学校5校が参加し、約2,500人の学生が単3、
単4形電池、時計の電池等を収集。総計で23,000個の電池が集まりました。

最も多く集めた1位の公立ガラパゴス校はUS1,500ドル、 2位のローマ・
リンダ校はUS1,000ドル、3位のサン・フランシスコ校はUS500ドルの
賞金を獲得しました。

賞金は現金ではなく、学校の必要に応じてガラパゴス諸島の持続可能性
の基準に沿った機材や必需品が授与されます。
キャンペーンによって収集されたすべての電池は、環境基準に基づいた
処理のために本土へ送られます。
----

そして、9月7日の同じくCDFプレスリリース(一部抜粋)です。
----

『電池回収キャンペーンの受賞校が賞品授与』

サンタ・クルス市役所の公会堂にて、市長及びCDF技術支援統括同席の
もと、電池回収キャンペーンの第1位から第3位への賞品授与が行われました。

第1位に輝いたガラパゴス中・高校はUS$1,500相当の建築資材を受取り、
これらは学校のトイレの衛生改善に充てられるということです。

第2位のローマ・リンダ中・高校は賞品として、US$1,00相当の化学実験
器具を受け取り、第3位のサン・フランシスコ中・高校は、US$500相当を
コンピュータ室の充実に充てました。

特筆すべきは、これらの賞金が全てガラパゴス諸島の持続可能性を目的に
教育施設の充当に使用されたということです。

CDFでは、今後予定されているサンタ・クルス市役所とのキャンペーン第
2段階にも協力する予定です。
----
以上、諸島の総面積の約3%にあたる「居住区」内での環境活動につい
てのニュースでした。
(翻訳:柴田一輝、写真は活動に参加した高校生ら(C)CDF)

[JAGA事務局]
  

Posted by ジョージ・フィンチ at 06:48Comments(0)TrackBack(0)最新ニュース

【お知らせ】「ガラパゴスのふしぎ」が現地に並びました

2010年11月11日


当会役員ら13人が執筆し、今年3月に出版された新書本

「ガラパゴスのふしぎ」(ソフトバンククリエイティブ)

が、当会の支援先機関「チャールズ・ダーウィン研究所」(サンタクル
ス島)の売店に並びました!

当会が毎年夏に行っている「体験学習ツアー」の際に、同行した当会役
員が持参し、研究所に寄附したものです。日本で当会が買い取ったもの
を寄附しましたので、この売店で購入される分の代金は、全額がダー
ウィン研究所への寄附となります。

現地に行かれる方、是非売店をのぞいてみてくださいね。
価格は日本で買った方が安いと思いますので、これから行かれる方は事
前に買って、是非飛行機内のお供にしてください♪

[JAGA事務局okuno]
(写真は現地在住のSさんが送って下さいました。Many thanks!)
  

Posted by ジョージ・フィンチ at 03:32Comments(0)TrackBack(0)お知らせ

【PNGプレスリリース】「世界で最も素晴らしい島」に

2010年08月25日

7月19日のガラパゴス国立公園(PNG)のプレスリリース、日本語訳版です。

--

「ガラパゴス諸島 “世界でもっとも素晴らしい島”に輝く」

〜2年連続でエクアドルのガラパゴス諸島が素晴らしい評価を受ける〜


島部門で、魅力的な自然・活動・観察性の存在が評価された。

 毎月4万5千人が購読する世界的な観光雑誌、「Travel and Leisure」
誌の読者が毎年行う同誌の投票(コンクール)で、ガラパゴス諸島が
“世界で最も素晴らしい島”として高く評価された。

同誌はランキングをまとめるため、地球上で最も素晴らしい場所や行き
先について、世界で最も厳しい読者の評価を取りまとめた。

 本年ガラパゴス諸島は90.25点を獲得し、カウアイ島(ハワイ)、
シクラデス島(ギリシャ)、バリ島(インドネシア)、サントリニーニ島
(ギリシャ)等を抑え、第1位に輝いた。

「ガラパゴス諸島が“世界で最も素晴らしい島”に選ばれたのは、素晴
らしい自然に出会え、訪問者の冒険心をくすぐるという特質による。」
と同誌は評している。

ガラパゴス国立公園局長エドウィン・ナウラは、「この栄誉は、エクア
ドル政府が諸島を可能な限り望ましい状態に保全するために費やしてき
た努力の再評価である。滞在中、旅行者が自然の起源や本来の諸島の生
態系に親しめるよう、諸島の観光管理の確立を模索している。」と語った。

ガラパゴス諸島は、陸上と海洋の2つの自然保護区を持っている。
ガラパゴス諸島は世界で最も保全されている島であり、保全の努力により、
95%以上の本来の生態系が維持されている。
また「新・世界の7大自然」の候補地の一つとしてもノミネートされている
(注:2011年最終結果発表)。
(訳・柴田一輝)

PR.RPU. P001.R01 - 2010-07-19 - No. 065
(ガラパゴス国立公園プレスリリース7月19日より)

  

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【PNGプレスリリース】新種のピンクイグアナ再調査

2010年08月19日

7月15日のガラパゴス国立公園(PNG)からのプレスリリース(日本語訳)です。

「イサベラ島ウォルフ火山のピンクイグアナの調査」
〜この新種のリクイグアナの生態と行動を明らかにすることを目的として〜

(写真)伊トルベルガータ大学の協力のもと、ガラパゴス国立公園によってピンクイグアナが調査されている


 ガラパゴス諸島で発見された新種のイグアナ(ピンクイグアナ)の情報収集のための調査が続けられている。現在、科学者と公園保護官18名からなるグループが、個体群の構成やサイズといった生態や行動のさらなる情報収集を目的にイサベラ島北部ウォルフ火山のピンクイグアナをモニタリングしている。
 
グループは15日間にわたり、ピンクイグアナの食性や繁殖の様子の観察・捕獲・血液サンプルの収集と全個体の個別の標識(タグ付け)を実施するため、生息域を踏査している。
採取された血液サンプルは研究室にて、遺伝的変異性や系統学、その他の観点から研究が続けられることになっている。

この種の保全が保障される措置が取られるまで、情報の蓄積が期待される。

2009年1月、遺伝子調査の結果、ウォルフ火山で発見されたピンクイグアナがこれまで知られていたものとは異なった新種であることが明らかになった。それ以降ガラパゴス国立公園局は、イタリア・ローマのTor Vergata大学の緊密な協力を得て、わずかな情報しかないながらもピンクイグアナについてさらに知るための多大な努力を費やしている。
(訳・柴田一輝)

PR.RPU. P001.R01 - 2010-07-15 - No. 062
(ガラパゴス国立公園プレスリリース7月15日より)


以前のピンクイグアナ関連のニュースはこちらをどうぞ。
新種のイグアナ発見
http://galanews.ti-da.net/e2392401.html
新種のピンクイグアナに学名
http://galanews.ti-da.net/e2560210.html
(JAGA事務局)
  

Posted by ジョージ・フィンチ at 22:37Comments(0)TrackBack(0)最新ニュース

【PNGプレスリリース】ガラパゴス諸島で船の事故

2010年08月09日

最近少々滞っていました、最新ニュースの掲載ですが、西語翻訳ボラン
ティアの方のご協力を得て、再開しました。
少し前の、PNG(=ガラパゴス国立公園)からのプレスリリース
になりますが、お伝えします。

==
「ガラパゴス諸島で船の事故」

−2010年7月1日夜、8人乗りの船が泊地イサベラ島ビジャミル港を出た
ところで事故に遭う

2010年7月1日21:00頃、船内に7名の観光客と5名のクルーを乗せ
イサベラ島の訪問を終えようとしていたルンバ号が、泊地を出るところで
事故に遭った。

海軍や国立公園局の助けもあり、他のビジャミル港の船によって乗客は
すぐに救助された。

25名以上の国立公園保護官と海兵は、事故当時キャビンで休んでいたデ
ンマーク国籍61歳男性の捜索を行った(*)。7月2日朝も国立公園局は
捜索を続け、またエル・ファロ湾に漂着した船の残骸を移動するため、
さらに多くの人員を配置した。

7月2日朝、国立公園局の小型飛行機「シー・ウルフ」が捜索を強化する
ため上空を飛んだ。

救助された他の乗客の健康状態は良好で、観光省が以後の移送のための
身分証明を取得する手続きの間、ホテルに移された。

事故当時この船舶はガラパゴス諸島訪問の旅程をほぼ終えており、また
小型であったため、流出を心配するほど多量の重油は残っていなかった。

*その後捜索の結果この男性の死亡が確認。

(訳:柴田一輝)

PR.RPU. P001.R01- - 2010-07-02 - No. 058
(ガラパゴス国立公園プレスリリース7月2日より)

  

Posted by ジョージ・フィンチ at 23:31Comments(0)TrackBack(0)最新ニュース

【最新ニュース】ガラパゴス、危機遺産リストから削除

2010年07月30日

ブラジルで開催されているユネスコの世界遺産委員会は、ガラパゴス諸
島を「危機遺産」リストから削除することを決定しました。

2007年に危機遺産リストに登録されてから3年、エクアドル政府
の保全策やその成果が一定の評価を得た形です。

2007年の危機遺産リスト登録については、以下を参照。
http://www.j-galapagos.org/info/ns/ns070626unesco.html
http://www.j-galapagos.org/info/ns/ns070627whd.html
http://www.j-galapagos.org/info/ns/ns070630cdf-whd.html


今回のガラパゴス国立公園からのプレスリリースは、以下に掲載されて
います。
http://www.galapagospark.org/boletin.php?noticia=426

この中のコメントにあるように、リストから削除されたものの、保全策
は現在進行中で、今後も強力に推し進めなければならないことに違いは
ありません。

[JAGA事務局]
  

Posted by ジョージ・フィンチ at 23:11Comments(0)TrackBack(0)最新ニュース

【お知らせ】体験学習ツアーについて

2010年06月26日

当会ウェブサイトでご案内している、第6回「ガラパゴス体験学
習ツアー」ですが、

http://www.j-galapagos.org/activities/tour/2010.html

現在定員を超えるお申し込みを頂いております。

このため、今後申し込みをされる方については、「キャンセル待ち」と
いうことになり、キャンセルが出た時点で、順番に申し込みということ
になりますので、何卒ご了承下さい。

本年も多くの方にお申し込み頂き、この場を借りてお礼申し上げます。

ボランティアの余力がありましたら、旅行記や参加者の感想等を、ウェ
ブに掲載したいと思っております。

〔事務局Tamaki.O〕
  

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【最新ニュース】ジョージの故郷へゾウガメ再導入!

2010年05月14日





ガラパゴス諸島のピンタ島ゾウガメ最後の生き残りとして知られる「ロンサム・ジョージ」。
このジョージの故郷ピンタ島に、5月16日、ゾウガメが再導入されることになりました。
(ガラパゴス国立公園からのプレスリリースで発表。写真もプレスリリースより。)。

ジョージがピンタ島で見つかったのは1971年末。1972年に飼育のために、施設のあるサンタクルス島に連れてこられて以来、ピンタ島にはゾウガメは生息していませんでした。

ピンタ島でゾウガメが野生絶滅した理由は、人間が持ち込んだヤギが野生化して繁殖、ゾウガメの食料となる植物を食べたためです。当初持ち込まれた3頭のヤギは、1979年には約40,000頭にもふくれあがり、ゾウガメだけでなく多くの原生植物も失われました。

2003年にヤギの駆除が完了した直後から、島の植生は急速に回復しましたが、本来の生態系の回復には、大型草食動物であるゾウガメの存在は必要不可欠で、植物の種を分散させるためにも重要な役割を果たすことから、ゾウガメの再導入が数年前から検討されていました。

とはいえ、ジョージしかいないピンタ島亜種のゾウガメ。ジョージの子孫を残す努力は長年なされてきましたが、これまで成功していません。

今回再導入が決まったのは、39頭の、これまでサンタクルス島の保護施設で飼育されてきたゾウガメたち。どこの島・火山の出身(亜種)か分からないため自然に戻すことができず、施設で長期間飼育されていました。体重は40キロ〜100キロ、年齢は推定で30才〜70才で、再導入後に交配しないように、昨年11月にアメリカの大学の獣医師らにより不妊処置がとられたということです。

不妊処置後は、隔離して継続的にモニタリングを行い、食事では、種子を食べないよう糞を検査していました(糞によってピンタ島に他の島の種子が移入されないように)。
また、導入直前には、GPSやテレメーターなどの遠隔測定器をゾウガメに装着して、導入後に研究者らがモニタリングできるようにする予定だということです。

導入されるゾウガメは、サンタクルス島からピンタ島まで国立公園の船で移動し、その後、公園管理官らに担がれて、島の高地まで運ばれる予定です。
(※ピンタ島の面積は59平方kmで、日本だと、沖縄の久米島、東京の三宅島と同じくらいの広さです。)
高地には、ゾウガメの住みやすい環境があるとされています。

最後の生き残りとなったジョージ。そしてジョージの故郷ピンタ島。
人間により崩壊寸前だったこの島の生態系が、人間の手により修復されようとしています。
(文/訳:JAGAおくの)  

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【お知らせ】第6回「サロン・デ・ガラパゴス」参加者募集中!!

2010年04月30日

ガラパゴスのことをよく知ってもらうために、
当会が定期的に開催している学習会「サロン・デ・ガラパゴス」。

6回目となる今回は、平日夜に、新宿で行います。
(参加無料です♪)
仕事や学校の帰りに、ガラパゴスで癒されに来てください!

詳細はこちらに掲載しています。
http://www.j-galapagos.org/activities/salon/

何をするの?
 ★ BBC制作のDVD「ガラパゴス」の第2巻「進化論が生まれた島」を鑑賞します。
   あのダーウィンの足跡も辿ります!

 ★ クイズを解きながら楽しくガラパゴスのことを知ります。
   当会スタッフ選りすぐり(マニアック?!)のクイズを、
   小ネタを散りばめ解答・解説します!

 ★ ガラパゴス基礎情報講座+主要3島の旅行ガイド
   毎年ガラパゴスに行き、ガラパゴスを知り尽くした当会役員が
   諸島の成立から現在の生態系、見られる生物などを、写真や地図などを
   たくさん使って紹介します。
   今年8月に予定している当会企画の「体験学習ツアー」でも訪問予定の
   諸島の主要3島についても詳細に紹介します。
   値段も高くて距離も遠いガラパゴスだけど、これで行ったつもりになれます^^

 ★ 質問コーナー
   どんな質問にも、知っている情報ならなんでもお答えします!

 会場の関係上、参加費が無料となりました。
 さらに今回はお得な特典もあります。(下記参照)
 皆さんお誘い合わせの上、是非ご参加ください。

日時・場所
● 2010年5月13日(木)18:45~20:45(開場18:15)
 前半はDVD上映中なので途中入場も可能です

● エコギャラリー新宿
o 〒160-0023 東京都新宿区西新宿2-11-4(新宿中央公園内) 03-3348-6277
o JR新宿駅西口より徒歩約15分
大江戸線:「都庁前」駅A5番出口より徒歩約5分
丸の内線:「西新宿」駅2番出口より徒歩約10分
o http://www.shinjuku-ecocenter.jp/facilities/access.html
o 当日連絡:JAGA事務局携帯 090-8104-9876

参加費(無料)
* 2010JAGAオリジナルカレンダーをプレゼント
* ご希望の方には、新刊サイエンス・アイ新書「ガラパゴスのふしぎ」を割引価格で頒布いたします。

申し込みは以下のサイトからどうぞ!
http://www.j-galapagos.org/activities/salon/
  

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新書本「ガラパゴスのふしぎ」を出版しました

2010年03月22日

日本ガラパゴスの会では、このたび新書本「ガラパゴスのふしぎ」を
出版しました。

「ガラパゴスのふしぎ」(NPO法人日本ガラパゴスの会著)
ソフトバンククリエイティブ:サイエンスアイ新書


第1章:進化論とガラパゴス
第2章:ユニークな生態系
第3章:不思議な生き物たち
第4章:ガラパゴスの保全科学最前線

当会の役員13名が分担して原稿を執筆しました。

第1章では、ダーウィンの足取りから、彼がガラパゴスを訪れてから「種の
起源」発表にいたるまでの道のりや、その後理論が社会に受け入れられるま
での紆余曲折などを紹介しています。

第2章では、稀少な生物がたくさん生息するのはなぜか?という疑問に答える
べく、諸島を取り巻く自然環境や諸島の成り立ちについて、解説しています。

第3章では、諸島に行くとみられる生物の生態などを、写真や図をたくさん入
れて、分かりやすく説明しています。

第4章では、「科学」をベースにした1960年代から現在に至る諸島の保全活
動や、諸島が直面する問題、そして今後の課題、さらには自然への負荷の少な
い観光システムなどを紹介しています。現在の諸島がどのようにして守られて
きたのか、そして今後どのように守っていくのか、是非知ってもらいたい内容
です。

中高生から読めるようなるべく易しく、という指示のもと、当会の役員ほぼ全員
(多くは大学教員や元研究者)が執筆者となり分担して原稿を書きましたが、
なかなか求められる形になるまでに時間がかかりました。

しかし非常に優れた編集者の方や出版社の方の助け、そしてデザイン会社の方
の根気強い作業により、見事に完成しました。
この場を借りて、携わっていただいた皆さまに厚くお礼申しあげます。

「ガラパゴス諸島」という名前は聞いたことがあるけど、実際どんなところ?
珍しい生き物がいるのは知ってるけど、それってなんで?
世界遺産第1号っていうけど、なにがすごいの?

…という、ガラパゴスをあまりよく知らない方にとっての入門書となるような
本です。
新書本ですので、旅行への携帯にも便利ですし、電車の中でも読みやすいです。
また全238ページ・フルカラーで、写真や図を多用し、非常に分かりやすく、
眺めても楽しめる作りです。

既にガラパゴスに行かれた方や学生さんでも楽しめるように、諸島の「科学」に
関する最新情報や、あまり目にすることがない保全活動についても詳しく紹介し
ています。

たとえばゾウガメって、いつ、どこから、どうやってガラパゴスにやってきたの?
絶滅寸前のゾウガメはどうやって救うことができるの?という疑問に答えるべく、
最新の遺伝子研究の結果などを掲載しています。

この本の印税の一部は、現地活動を支えるための、当会の活動費となります。
たくさん買っていただければ、現地保全活動への支援金も増えます。

この本によって日本の皆さんのガラパゴスへの関心が高まり、諸島のみならず、
日本や世界中の生物多様性保全への理解と支援が進めばと願っています。

是非手にとってみてください。
ご意見・ご感想・ご質問等も、お寄せいただければ幸いです。

[JAGA事務局おくの]  

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【カフェ・ガラパゴス】今月はサロン・デ・ガラパゴス

2010年03月21日

昨年10月〜今年1月に毎月1回(計4回)定期
学習会「カフェ・ガラパゴス」を開催しました。
http://www.j-galapagos.org/activities/cafe-galapagos/

回を追うごとに参加者も増え、楽しく4回を終えることができま
した。

さて、第5回定期学習会のご案内です。
会場がこれまでと異なるため、残念ながらコーヒーをお出しすることが
できませんので、「サロン・デ・ガラパゴス」と改称して行います。

これまで同様、楽しく学習できればと思っています。
また今回は参加費が無料のうえ、特典があります!
皆さまお誘い合わせの上、是非是非ご来場下さい。

【日時】2010年3月27日(土)10:30〜12:30

【場所】JICA地球ひろばセミナールーム202

《JICA地球ひろば》東京メトロ日比谷線広尾駅3番出口徒歩
1分
http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html

【参加費】無料

【特典】JAGAオリジナル2010エコカレンダーを参加者全員
にプレゼント
当会が著者の「ガラパゴスのふしぎ」(新書・定価1000円)を割
引価格でご提供

【申込方法】
cafe@j-galapagos.org
宛に、以下の項目を記入の上、送信してください。
・お名前
・メールアドレス
・JAGA会員or非会員
・ガラパゴスについて、特に知りたいこと

以上
  

Posted by ジョージ・フィンチ at 18:28Comments(0)TrackBack(0)お知らせ

【最新ニュース】ガラパゴスでヨット座礁・転覆

2010年03月19日


昨日と今日、ガラパゴス国立公園から発表されたプレスリリースによる
と、17日夜、ヨット「アルタ」がサンタ・クルス島近くのカマ
ニョ小島で座礁しました。

カナダ人観光客16人と、エクアドル人乗員8人が救助され
たということです。

ヨットからの燃料の流出は今のところ確認されていませんが、近くには
ゴミなどが散乱しており、国立公園管理局では対処に追われているとの
ことです。

(写真は、座礁したヨットと清掃する公園管理官ら。国立公園提供)


  

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【最新ニュース】ガラパゴスの津波被害なし

2010年03月01日

チリで27日発生した巨大地震で、津波の被害が心配されていたガラパ
ゴス諸島ですが、潮位の大きな変化はあったものの、人的被害、あるい
は自然への影響は出ていないということです。

現地からの報告はこちら(英語)

警報を受けて、一時観光客や住民が高地に避難しましたが、特に被害は
出なかったということです。
観測データでは、ガラパゴス・サンクリストバル島(州都のある島)で
の津波による潮位変化は70cmだったということです。

今回のチリ地震により被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。

[JAGA事務局おくの]
  

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【最新ニュース】2009年のガラパゴス入島者数

2010年02月10日

2月8日、ガラパゴス国立公園(GNP)から2009年のガ
ラパゴスへの入島者数が発表されました。

プレスリリース原文(西語)は以下。
http://www.galapagospark.org/boletin.php?noticia=359

以下、要訳です。
----------------------------------------

「2009年、16万人がガラパゴスを訪れた」

ガラパゴス国立公園管理局(DPNG)の観光管理部がまとめたところ
によると、2009年にガラパゴスを訪れた人は、計163,480人で、
前年より6%減少した。

このうち、34%にあたる56,766人がエクアドル人(本土)、
27%にあたる44,466人がアメリカ人(USA)、その他は、
134カ国からの訪問者だった。

全訪問者の81%の人が諸島の保護区(国立公園内)を訪問(観
光)し、14%の人が町中だけに留まり、残りは、仕事や島内の家
族・親戚を訪ねに来た人だった。

また、訪問者の半数が、DPNGが許可を出した船に乗ってツアーに
参加し、39%がホテルを利用、残りは島内の家族(親戚)宅を利
用した。

これらの情報は、TCTを集計した結果である。TCTは、諸島
に入る全ての人に、港や空港で記入を義務付けたカードである。

(プレスリリース以上。)
----------------------------------------

2008年までの入島者数は以下を参照下さい。
http://galanews.ti-da.net/e2613520.html

2008年は173,420人でしたので、昨年は1万人ほど減ったことに
なります。新型インフルエンザや世界的経済不況が影響したと考え
られています。

入島者が支払う入島料(外国人大人一人100ドル)は、諸島の保全
にあてられているため、単純計算で(外国人入島者が1万人減少し
たとして)、約1億円の収入減。

計画通りの保全が進むよう、当会でも民間レベルで支援を続けていきた
いと思っています。

[JAGA事務局おくの]
  

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【最新ニュース】ダーウィンフィンチ、さらに進化?!

2010年02月05日

プリンストン大学のグラント夫妻らにより、「現在進行形」の進化が報
告されているダーウィンフィンチ。今年1月6日に発表された論文で、
新たに侵入した病原体に対する免疫系についても「進化」を遂げている
ことが分かりました。

論文原文
Ecoimmunity in Darwin's Finches: Invasive Parasites Trigger
Acquired Immunity in the Medium Ground Finch
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0008605

これまでフィンチの生息を最も危険にさらす外来種として、鳥ポックス
(鳥痘)ウィルスと、イエバエ科の一種のPhilornis downsiという寄生
性のハエの存在が知られています。両者とも近年移入された外来種です。

前者は、羽の生えていない嘴や足などに感染してイボ状の病変を発生さ
せ、フィンチに様々な症状を引き起こし、後者は、幼虫がフィンチの巣
に住み着き、主に幼鳥の肌を食べ、両者とも最悪フィンチを死に至らし
めます。
(上記論文に感染したフィンチの写真も掲載されています)

今回の研究結果では、大ダフネ島とサンタクルス島(Garrapateroという
場所)のガラパゴスフィンチの上記外来種2種に対する抗体(免疫体)
反応を、特殊な手法を用いて観測・分析したところ、強い反応(の差)
が見られたということです。

これまでに鳥ポックスの流行が確認されたことのあるダフネ島のフィン
チは、一度も流行が確認されていないGarrapateroのフィンチに比べて、
非常に強い抗体反応を示しました。

また寄生バエについては、営巣前と営巣中のフィンチでは、より営巣中
の方が、またオスとメスでは、巣に留まるメスの方が、強い抗体反応を
示したということです。(だからといって、寄生されないというわけで
はありません)

これまで、海洋島に生息する生物は大陸の病原体に晒されたことがない
ため、それらに対し免疫がなく無防備であるとされてきました。ガラパ
ゴスと同じ海洋島ハワイで、鳥マラリアに感染したハワイミツスイの多
くの種が絶滅したことはよく知られています。

今回の研究では、近年諸島に侵入した病原体に対して、フィンチが免疫
機構を活性化させていることが示されました。このような機構がどの程
度、実際の生死に関わってくるのかははっきりと示されていませんが、
研究者らは、諸島の鳥類保全のためにも今後も研究を続けるとしています。

野生生物が、思いもかけない環境の変化に順応する能力は、私たち人間
が考えるよりも高いのかもしれませんね。

※1ヶ月前のニュースですが、「最新」ニュースとして配信しました。。
[JAGA事務局奥野]
  

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【お知らせ】JICA地球ひろばで世界遺産講座

2010年02月01日

JICA地球ひろば
http://www.jica.go.jp/hiroba/index.html
から、セミナー案内の掲載依頼がありました♪

以下のページを参照下さい。
http://www.jica.go.jp/hiroba/event/201002.html#a01-23-01

お仕事の帰りにでも、是非足をお運びください。
=====================================================

日時: 2月3日(水曜)18時30分から20時
会場: JICA地球ひろば 1階 市民のひろば
主催: JICA地球ひろば
エクアドル・ガラパゴス諸島の魅力は、大海原に浮かぶ島々の大自然
と、そこに生息する自然生物です。

現在、ガラパゴス諸島のほとんどの島々が国際保護の管理下にあるの
で、自由に上陸する事はできません。

JICAは2005年から5年間、技術協力プロジェクト「エクア
ドル国・ガラパゴス諸島海洋環境保全計画」を実施しています。

ガラパゴス諸島では、絶滅危惧種の保護と繁殖、移入動物の駆除、不法
滞在者退去、漁業規制など自然保護のための様々な対策がとられていま
す。
しかし、その一方で、人口増加、漁民による国立公園局の封鎖、大型客
船の入港があるなど、世界遺産ガラパゴス諸島をめぐる状況は大きく変
化し、現在は世界危機遺産に登録されています。

人間の活動に翻弄されるガラパゴス諸島について、JICAの活動を紹介し
ながら現場での情報をもとに現状を報告します。

講師:東京大学 アジア生物資源環境研究センター 特任助教 長濱幸生氏
======================================================

  

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【参加者募集】今月のカフェは「ロンサム・ジョージ」

2010年01月22日


当会では、毎月1回、「カフェ・ガラパゴス」を開催しています。
http://www.j-galapagos.org/activities/cafe-galapagos/

「カフェ・ガラパゴス」は、ガラパゴス諸島の素晴らしさを凝縮した
BBCのDVD「ガラパゴス」を鑑賞し、ガラパゴス諸島産のコーヒー
を飲みながら、ガラパゴスの科学、保全、旅行、現地事情などを学ぶ
ワークショップです。

今月上映のDVDは、日本語版のみに「特典映像」として収録され
た「ひとりぼっちのジョージ」です。ジョージは、人間の乱獲と野生化
ヤギの影響でゾウガメが絶滅したとされたピンタ島で、たった一頭発見
された、この島の亜種最後の生き残りです。

DVDでは、ゾウガメの生態を分かりやすく映し出しているだけでなく、
なぜジョージのような悲劇が起こってしまったのかを皮肉たっぷりに解
説しています。しかしこれまであまり表に出ていなかったガラパゴスの
「社会」について、かなり踏み込んで映像化している点で、非常に良い
作品です。

現在ガラパゴスでは、どのような問題があり、保全側では何をしようと
しているのか、これを見るとよく分かります。ガラパゴスの保全につい
て興味がある方は必見です。

地元住民、エクアドル国民、そして世界の人々にとっての世界遺産ガラ
パゴス諸島とその保全を、様々な角度から見てみませんか?

※このDVDは、以前NHK教育で放映されたものと同じです。

是非この機会に、すばらしい映像と美味しい&良質のコーヒーと共に、
ガラパゴスを一緒に知りましょう♪
[事務局奥野]

(写真はジョージ。無断転載禁止)

  

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【最新ニュース】絶滅ゾウガメの遺伝子を持つゾウガメ発見

2010年01月16日

諸島には現在11亜種のゾウガメが生息していますが、これまでに絶滅
した亜種が4つあることが分かっています。

今週発表された論文で、世界中の動物園やガラパゴスの飼育場で飼われ
ているゾウガメの遺伝子を調査した研究者が、この中に、絶滅したとさ
れる亜種の1つ、フロレアナ島亜種のゾウガメの遺伝子を持つ個体がい
たことを明らかにしました。

↓論文全文
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0008683#s4

調査対象は156頭で、フロレアナ島亜種の遺伝子を持つとされた
ゾウガメは9頭(メス6頭、オス3頭)。絶滅ゾウガメの遺伝子は、
博物館の標本から採取したということです。

ほとんどが、片方の親は別の亜種(つまりフロレアナ亜種とのハーフ)
の可能性が高いようですが、中には「純血」の可能性の高い個体もいる
とのこと。

現在9頭全部がガラパゴスの飼育施設にいて、すぐにでも人工繁殖が
進められる状態だそうです。


実は野生では、2008年に、諸島で最も大きな島であるイサベラ島の
ウォルフ火山で、ここに生息するゾウガメ数頭が、フロレアナ島亜種
の遺伝子を持っていることが分かりました。
http://galanews.ti-da.net/e2304821.html

今回はこれに次ぐ「快挙」となりましたが、野生状態から人工的に飼
育・繁殖をするのは様々な困難を伴うため、今回の発見は絶滅回避には
非常に重要なものです。


フロレアナ島は、ダーウィンが1835年に上陸した島で、ダーウィンの
記録から、当時はまだゾウガメが生息していたことが分かっていますが、
その後数年〜数十年で島内では絶滅しました。人が食料として食べたこと、
人が食用に持ち込んだヤギがゾウガメの餌となる植物を食べ尽くしてし
まったことなどが原因とされています。

またこの島は、ガラパゴスで最初に人間の入植が始まった島でもあり、
入植に伴って侵入した外来種による固有生態系への被害も大きく、保全
機関にとっては重要な島でもあります。

数年前に野生化ヤギの駆除が完了したこともあり、現地ダーウィン研究
所では、昨年より、この島全体を保全しよう、という「プロジェクト・
フロレアナ」という保全事業を立ち上げました。
http://www.j-galapagos.org/activities/project-floreana/

このプロジェクトでは、ゾウガメの再導入も計画されており(当初は別
亜種を使用する予定だった)、今回発見されたゾウガメが故郷に帰るこ
とができるのも、そう遠くはないのかもしれません。

[JAGA事務局奥野]
  

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【最新ニュース】ジョージの卵、孵化せず

2009年12月12日



(写真はガラパゴス国立公園提供・国立公園の飼育員は、今年の孵化は
期待できないとしている。)

今夏、ロンサムジョージの相方が2度産卵し、その卵が孵卵器に
入れられていましたが、

■7月22日 5つの卵を産卵(♀107号)
http://galanews.ti-da.net/e2537294.html

■10月7日 6つを産卵(♀106号)
http://galanews.ti-da.net/e2591668.html

残念ながら、最初の5つの卵が孵化しなかったことが分かりまし
た。 

以下、2009年12月11日のガラパゴス国立公園からの
プレスリリースです。

---------------------------------------------------------

120日間の孵卵期間を経た'ロンサム・ジョージ'の5つの卵。
今夏、オリを共にするメスの107号が産卵したものですが、5つ
とも孵化しなかったことが分かりました。卵は、胚(胎児の初期)が形
成された形跡もありませんでした。

5つの卵は、サンタクルス島のガラパゴス国立公園管理局人工繁殖セン
ターにある孵卵器に入れられ、メスが生まれやすいように、孵卵器は
29.5℃にセットされていました。
ガラパゴスゾウガメ・ピンタ島亜種の最後の生き残り、ロンサム・
ジョージは、このセンター内に、イサベラ島ウォルフ火山亜種のメスガ
メ2頭と共に飼育されています。

今年2度目に産卵した106号の卵6つは、まだ孵卵器に入れられています。
卵を定期的に観察・測定している公園管理官によると、卵の重さが減っ
ているため、これらも孵化しない(受精していない)可能性が高いと
いうことです。とはいえ、120日間の孵卵期間を経てみないと、結果は
分かりませんが。
----------------------------------------------------------

昨年に引き続き、残念ながら孵化しませんでした。
残りの卵に望みをかけて、待つしかないですね。
[JAGA事務局奥野]
  

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【最新ニュース】ガラパゴスでの気候変動の影響

2009年12月06日






現地チャールズ・ダーウィン財団(=CDF)/研究所からの
プレスリリースです。
※一部省訳、要訳をしています。写真は海洋調査中の研究者ら((C)
CDF)

■ CDF、第一線の海洋学者らと気候変動調査地としてのガラパゴスの
重要性を提言

プエルトアヨラ、ガラパゴス諸島
2009年12月5日

本日発行された科学雑誌「Global Change Biology」に掲載された論文
の中で、CDFの海洋学者である著者のスチュアート・バンクス氏と、
世界的にも有名な海洋学者らが、気候変動が生態系に与える影響について、
もっと焦点を当てるよう訴えています。

バンクス氏は、「ガラパゴスはその特異性はよく知られているが、その
特異的な状態が実際どれほど脆弱であるかは明らかではない」と話して
います。彼は、絶滅が危惧されるガラパゴスの海洋生物43種のう
ち、1/5が既に絶滅した可能性があることを明らかにしました。

論文では、30年にわたりガラパゴスの生物多様性と海洋生態系の
変化を図で示し、主要な調査の詳細な分析を行っています。CDF
海洋科学部門の前部長で現在はCDFと共同で研究を行っているタ
スマニア大学のグラハム・エドガー氏が、海洋学の権威らを率いてこの
調査研究を進めました。

バンクス氏は「エルニーニョ現象、増加する人間(活動)、そして世界
的な気候変動が予測不可能に混ざり合うことで、生物や生息域の回復能
力に深刻な衝撃(ダメージ)を与え、生態系機能の崩壊を招く一つの原
因になる」と説明しています。

論文では、ガラパゴス海洋保護区を「海洋の異常事態(気象)と生物多
様性における漁業の影響を観測し、気候変動の影響を予測するモデルと
なる理想的な自然環境」であるとしています。海洋保護区では、最近、
CDFが主導して「気候変動プロジェクト」として調査が始まっていま
す。この新たな調査は、気候、生物多様性、人間(活動)の影響の3つ
の関係を理解するのに非常に重要であり、これらの関係の理解を深める
ため、新たなデータや歴史的データを組み合わせて研究が行われるとい
うことです。

かねてより世界の海洋資源の保全を早急に進めるべきと主張している共
同研究者のナショナル・ジオグラフィック協会シルビア・アール氏は
「世界の中で、ガラパゴスほど、気候変動と過剰漁業の混合が生態系に
与える影響を、明確に観察できる場所はない。ガラパゴス諸島には、変
化の先端で生きている独特の野生生物が多数存在している。今回の調査
で、最近の漁業圧力により、微妙に保たれていた諸島の(生態系の)シ
ステムが壊れ、生物が自然の気候変動に対し脆くなっていることが分
かった」と強調しています。

同じく共同研究者のボストン大学レス・カウフマン氏は「『進化のロ
ゼッタストーン」とも言えるガラパゴスは、海洋生態系における広範囲
に渡る気候変動の影響を我々に教えてくれている。第一歩を踏み出すに
は遅すぎるかもしれないが、今我々は、(過剰)漁業を止めることで、
気候変動の影響を和らげることができることが分かった。今日我々が口
にする生き物は、世界的気候変動のストレスの中にある生態系の構成員
であり、これらの生態系がダメージを受ければ、そこにいる生物は一瞬
にして消えてしまうだろう」と述べています。

今後バンクス氏が続ける研究では、海藻やサンゴといった、価値がある
にもかかわらずこれまでそれほど注目を集めていなかった生物の保護を
促進すること、そして最終的にはそれが島の住民への支援となることを
目標としています。なぜなら、これらの生物が、漁業の対象となる生物
に豊かな生息地を与えると共に、すばらしい生物多様性は、観光資源に
もなるからです。

ガラパゴス国立公園の海洋研究部門長、エドアルド・エスピノサ氏は、
「ガラパゴス海洋保護区における科学的知識の蓄積と、気候変動による
影響の理解は、保護区の管理計画を進めるにあたり非常に重要であり、
これによって海洋生態系内の損失を避けることができる。生態系の回復
力への複数の圧力を理解することで、生態系のダメージを避けるための
管理方法と、海洋保護区における持続可能な(人間)活動を開発する助
けとなるだろう」と述べています。

バンクス氏は、「人間の影響を最小限にとどめ、責任を持って自然と共
生する現実的で両立可能な方法を探ろうとしているガラパゴス国立公園
への支援は、ガラパゴスの海洋研究と保全のみならず、世界の海洋に
とっても非常に重要なものである」と締めくくりました。

----------------(プレスリリースここまで)----------------

日本では「温暖化によりガラパゴスで生物がたくさん絶滅した」という
ことが強調されていますが、研究者らの主張は、海洋生態系とそれに及
ぼす気候変動と過剰漁業の影響を本格的に調査・研究することの重要性
を説いているものです。
ガラパゴスで水温や気温が高くなるいわゆる「温暖化」や海面上昇など
の現象は、まだ確認されていないということです。(日本語訳・()注:
JAGA奥野)
  

Posted by ジョージ・フィンチ at 11:16Comments(0)TrackBack(0)最新ニュース

【最新ニュースについて】気候変動と乱獲の影響で…

2009年12月04日

今日のNHKニュースはじめ、いくつかのマスコミで報道された
ニュースについて、

NHKのニュース
http://www.nhk.or.jp/news/t10014195991000.html#

47News
http://www.47news.jp/CN/200912/CN2009120401000209.html

Extinctions on the rise in the Galapagos: fishing and global warming
devastating islands' species(英語)
http://news.mongabay.com/2009/1203-hance_galapagos.html

以下、ご参照ください。

ガラパゴスでは、数年〜数十年に一度、「エルニーニョ現象」という気
候の変化があります。
これが今回報道された「気候変動=Climate Change」を指してい
るようです。

エルニーニョが起きると、ガラパゴスでは、降水量が、例年の10
倍からひどいときは100倍ほどになります。陸上は高温多雨とな
り、植物は繁茂し、陸鳥や陸に暮らす生物たちは沢山食料を得ます。
最近では、1982〜83年、1997〜98年に非常に大きなエルニー
ニョ現象が発生しています。

一方海では、海水面の温度が著しく上がるため、ペンギンなどの海鳥の
餌となる魚類や、ウミイグアナの餌となる藻類が深いところに行ってし
まうため、これらの生物は食べ物を得られず、一部は餓死します。海
洋・沿岸生態系は、エルニーニョ現象によって、非常に大きな影響/
ダメージを受けます。

これに加えて、乱獲です。
ガラパゴスでは、1980年代後半、本土からの移民が増加し、漁民
となり、ナマコを乱獲するようになりました。多い年で1000万匹以上
のナマコが中華食材用にとられていました。保全機関や政府は漁業を禁
止しようとしましたが、漁民との間で紛争となり、決着が付かず、
現在でも、量や期間を限定して、漁が行われています。その結果、
現在では当時の100分の1以下しかとれなくなっているそうです。

今回報告された絶滅/生息数の減少の原因の可能性としては、生
態系の中の生物を大量かつ継続的にとってしまったために、生態
系のバランスが崩れ、他の種にも影響を与えている、ということが
考えられます。

現在最も絶滅が心配されている鳥類の一種に、マングローブフィンチと
いう鳥がいます。これはマングローブに営巣するフィンチですが、ナマ
コを茹でるためにこのマングローブが大量に伐採されたために、生息域
が狭くなったことが原因とも言われています。

狭い場所に固有の生物がたくさん生息しているガラパゴスでは、大きな
気候の変化や、大量の乱獲は、甚大な影響やダメージを、急速にもたら
します。

ただし、ガラパゴスで、これまで「温暖化」やその直接の影響が調査・
確認されたことはありません。現地のダーウィン研究所では、先月、
温暖化とその影響を調査するプロジェクトを立ち上げたばかりです。
絶滅/生息数の減少のはっきりした原因については、今後明らかになる
調査結果を、待ちたいと思います。

また、エルニーニョ現象に触れているこちらの記事も、参考になるかと
思います。
http://galanews.ti-da.net/e2579428.html

少しずつですが、人間により歪められた自然が元に戻る手伝いを、
現地機関と共に進めていきたいと思っています。遠い小さな国の話
ですが、今回の報告によって日本からの支援が広がればと思います。

[事務局TO]
  

Posted by ジョージ・フィンチ at 15:30Comments(0)TrackBack(0)最新ニュース

「カフェ・ガラパゴス」今月の参加者募集中

2009年11月26日

当会では、毎月1回、「カフェ・ガラパゴス」を開催しています。
http://www.j-galapagos.org/activities/cafe-galapagos/

「カフェ・ガラパゴス」は、ガラパゴス諸島の素晴らしさを凝縮した
BBCのDVD「ガラパゴス」を鑑賞し、ガラパゴス諸島産のコーヒー
を飲みながら、ガラパゴスの科学、保全、旅行、現地事情などを学ぶ
ワークショップです。

これまで科学者が明らかにしてきたガラパゴスの科学的価値を共有し、
それを保全する科学についてもお伝えしたいと思います。

発展途上国にあるガラパゴス諸島の保全は、他国からの援助により成り
立ってきました。
地元住民、エクアドル国民、そして世界の人々にとっての世界遺産ガラ
パゴス諸島とその保全を、様々な角度から見てみませんか?

是非この機会に、すばらしい映像と美味しい&良質のコーヒーと共に、
ガラパゴスを一緒に知りましょう♪

来月は、12月26日(土)を予定しています。
[事務局TO]
  

Posted by ジョージ・フィンチ at 15:10Comments(0)TrackBack(0)お知らせ

【今日は何の日?】「種の起源」出版から150年

2009年11月24日


今日11月24日は、150年前に、英国の博物学者
チャールズ・ダーウィンによって、自然淘汰による生物進化の仕組みを
説明した「種の起源」が出版された日です。

今年はちょうど150周年にあたり、世界各地で、ダーウィンにち
なんだイベントが開催されています。先月30日になりますが、米
国のスミソニアン博物館で、やはりこの150年を記念したイベン
トが開催されました。

この中で、ダーウィン生誕200周年と、「種の起源」出版100年目に
設立されたガラパゴス諸島のチャールズ・ダーウィン財団の50周年を
祝して、同財団の技術部長フェリペ・クルス氏が「ガラパゴスの保全
活動と未来への挑戦」と題して講演を行いました。

(写真は、向かって左がクルス氏、中央が、当会の米姉妹団体
Galapagos Conservancy会長のジョハンナさん、右が駐米エクアドル大使)

ガラパゴス諸島の科学的価値を、最初に世界に広め、歴史に刻んだの
は、間違いなくダーウィンでしょう。
この英国人の偉業を今後も世界に広めつつ、ダーウィン財団はガラパゴス保全
のために活動を続けていく、と同財団のプレスリリースは結んでいます。


最後に、こんなニュースがありました。
「『種の起源』初版本がトイレで見つかる、価値880万円相当」
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2666665/4947904

見つかる物もすごければ、見つかる場所もすごいのが、さすが英国です
ね(^_^)

おまけ:文中のジョアンナさんは、古武道が大好きな親日家で、よく
来日しては、沖縄で古武道の大会に出ているスゴイ方です。
[事務局TO]
  

Posted by ジョージ・フィンチ at 15:54Comments(0)TrackBack(0)豆知識

【最新ニュース】ダーウィンが採取したマネシツグミ標本からDNA

2009年11月20日


ガラパゴス諸島南部のフロレアナ島という島をご存じでしょうか?
(地図:「Floreana」)

170年ほど前にダーウィンが上陸した4つの島の一つで、ダーウィン上
陸の数年前に、諸島で初めて人間の入植が始まった島でもあります。

ダーウィンは、この島固有の「フロレアナ・マネシツグミ (Floreana
Mockingbird)」(写真参照)という鳥を採取し、標本にして英国に持ち
帰っています。

著書「ビーグル号航海記」には、「驚くべきことに、この鳥が島によっ
て種が異なっていることを発見した」という記述があり、ダーウィンが
進化の理論を着想するに至った、最初の切欠となった生物とも言われて
います。(現在では、諸島に4つの異なる種が生息していること
が分かっています。地図参照)

しかしその数年後、入植した人間が持ち込んだネズミなどの外来種の影
響で、この鳥が島から消えてしまい、現在では、この島の2つの離れ小
島、チャンピオン島とガードナー島に計477羽が生息していることが
分かっています。

現地では、この種の生存を確実なものとするため、小島に生息するフロ
レアナ・マネシツグミを、本来の生息地であるフロレアナ島へ再導入す
る計画が進められていました。

そんな中、今回、ダーウィンが採取したフロレアナ・マネシツグミの標
本2つと、現在生き残っている2つの小島のマネシツグミから、
DNAが採取され、遺伝子の調査・研究が行われました。

その結果、現存する2つの小島に生息する種は、それぞれ遺伝的
に異なる集団であることが分かりました(ダーウィンの標本とも異な
る)。ただし、独立した種を形成するには至っていないということです。

チャンピオン島の種は、ガードナー島の種にはない遺伝情報を保持して
おり、これらのことから、この鳥のフロレアナ島への再導入には、遺伝
的多様性を最大限確実なものとするため、それぞれの小島の個体群を保
護しつつ、両方の小島から個体を移入し、3番目の個体群をフロ
レアナ島に形成させるのがいいのではないか、と研究者らは語っていま
す。

詳細は、英国の新聞・TVのオンライン記事をご覧ください。
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/science/biology_evolution/article6920757.ece
http://news.bbc.co.uk/2/hi/science/nature/8364778.stm

ただし、チャンピオン島の個体は、最新調査で47羽しか生息が確
認されておらず、これまでの計画では、ガードナー島からのみの導入を
考えていました。

どのような導入がベストかは分かりませんが、少なくとも今回の研究結
果が、保全に大きな影響を与えることは確かです。今後、チャールズ・
ダーウィン研究所で、どのような判断がなされるのか、また連絡が入っ
たらここでお知らせします。

なお当会では、このフロレアナ島の保全プロジェクト「プロジェクト・
フロレアナ」を支援しています。近日中にこのプロジェクトの詳細を、
当会サイトにアップする予定です。皆さんのご支援を頂けたらと思って
います。
[事務局TO]
(写真は、フロレアナ・マネシツグミ)
  

Posted by ジョージ・フィンチ at 17:07Comments(0)TrackBack(0)最新ニュース