[情報]ガラパゴスの外来種について-1
2007年12月07日
こちらでもお知らせしたとおり、JAGAでは5日に「ガラパ
ゴスの外来種問題」について、元ダーウィン研究所科学研究部部長のア
ラン・タイ博士を招いてセミナーを行いました。このときの資料とし
て、以下のようなものを用意しましたので、参考にしてください。
[情報]ガラパゴスにおける外来種について-1
(チャールズ・ダーウィン財団HPより)
外来種は、人間の手により意図的・非意図的にガラパゴスに持ち込ま
れました。「侵略的外来種alien invasive species」とはこれら
外来種のうち、生態系にネガティブな影響を与える種です。
チャールズ・ダーウィン財団(CDF)とガラパゴス国立公園局
(GNPS)は、まずガラパゴスに住む人々がこの問題に関心を持つ
ように、そして、「侵略的外来種に対する戦略」を発展させ、その戦略
を遂行するよう努めてきました。この戦略は、外来種の侵入・拡散の防
止と、既に入ってしまった外来種の取扱い(駆除や制御)の二つに分け
られます。
防止は非常に困難です。なぜなら島民の生活には、物資の移送のために
貨物船や飛行機、乗り物が不可欠で、これによって外来種が入ってくる
からです。しかし、既に入ってしまった外来種が起こす問題を解決する
よりは、断然経済的です。
(続く)
Posted by ジョージ・フィンチ at 09:40│Comments(0)
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