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【データ】ガラパゴスへの観光客数

2009年11月07日

先月末、以下のニュースが、現地新聞に掲載されました。

「エクアドルの観光、不振」
http://www.eluniverso.com/2009/10/24/1/1356/menos-viajes-estadias-
cortas-afectan-empresas-turisticas.html?p=1356&m=1226

世界経済危機とともに、やはり新型インフルエンザの影響があり、エク
アドル全体、そしてガラパゴス諸島への旅行やツアーが減少しているそ
うです。

さてここで、ガラパゴス国立公園(PNG)が発表している、ガラパ
ゴス諸島への観光客数のデータを紹介します。

昨年(2008年)ガラパゴスを訪れた観光客の数は全体で

173,420人

このうち、最も多いのはエクアドル人で、

53,468人(31%)

次がアメリカ人の

52,926人(同)

となっています。

グラフは、世界遺産に登録された1978年直後から昨年までの観光
客数の推移です。
青色がエクアドル人、緑色が外国人、オレンジ色が合計を表します
(PGN作成)。

観光客が増えたことで、観光産業に従事する(あるいは従事しようと来島
する)島民が増え、結果大陸と諸島間の船や飛行機などの往来が増えて、
外来種の侵入を許し、固有生態系が外来種により駆逐されている。
これが現在ガラパゴスが抱える最も大きな問題です。

しかし貧困の多いエクアドルの経済にとって、ガラパゴスは「ドル箱」で
あり、またガラパゴスの島民には、観光産業が衰退すれば食い扶持がなく
なり、違法な漁業などを行わざるを得ない状況になる可能性もあり、現在
までのところ、観光客数の制限などといった法的規制は行われていません。

では現在のガラパゴスはどこへ向かおうとしているのでしょうか。

答は……「Sustainable Galapagos」(持続可能なガラパゴス)。

これについては長くなるので、また別に掲載したいと思います。
興味がある方(かつ東京にお住まいの方…)は、是非「カフェ・ガラパ
ゴス」へおいでください!
http://www.j-galapagos.org/activities/cafe-galapagos/

ガラパゴス産のコーヒーと想像を超える素晴らしいガラパゴスの映像で
お待ちしています。
[事務局TO]
【データ】ガラパゴスへの観光客数



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Posted by ジョージ・フィンチ at 14:14│Comments(0)豆知識
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