< 2024年05月 >
S M T W T F S
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 15人

【最新ニュース】JAGA支援事業が賞を受賞!

2009年03月09日

【最新ニュース】JAGAが支援する保全事業が現地の賞を受賞!

2月18日、JAGAが昨年より支援するガラパゴスでの「ネイ
ティブ・ガーデン・プロジェクト」が、サンタクルス市より「生態系保
全メリット賞」を受賞しました。

プロジェクトを主導するチャールズ・ダーウィン財団(CDF)とプ
ロジェクトリーダーのCDFが運営するダーウィン研究所植物部門
レイチェル・アトキンソン博士(写真は授賞式でサンタクルス市長
(右)と)に贈られたもので、現地諸機関および地域社会への大きな貢
献が評価されました。

「ネイティブ・ガーデン・プロジェクト(Native Garden
Project)」とは、島民の住居の庭や公共施設の花壇などに植えられて
いる外来植物を除去し、代わりにガラパゴスに自生する植物を植えま
しょう(Nativeの植物でGardenを作りましょう!)という
活動です。

ガラパゴス諸島では、これまで確認された全外来種が1500種に及
び、その半数以上の888種が植物です。またこの外来植物の約
60%の種が、島民の観賞用や農業・園芸用に持ち込まれたものだという
ことが分かっています。

このためCDFでは、島民に対して、どの植物が外来種でどれが自
生種(固有種および在来種)かを説明し、自分たちの庭に植えるべき自
生種の苗を配布したり、公共施設の周囲の庭や町中の公園・学校などの
植木を外来種から自生種に変えたりして、外来植物の侵入・拡散を防止
することにより、生態系の保全を図ってきました。

昨年末までに計42種、2000を超える種子や苗が植えられたとの
ことです。また、サンタクルス島の町中には、この植樹事業を担う5つ
の小さな会社が誕生し、外来種の駆除および自生種ガーデンのデザイン
や施工を行っているということです。

JAGAでは昨年より、BESSフォレストクラブ(東京・渋谷)
http://www.bess.jp/forestclub/
の支援を得て、CDFに2万ドルを超える資金援助をし、このプロ
ジェクトの推進に協力してきました。CDFでは、これらの資金で
苗や種子を育成し島民に提供したり、マスコット(写真)を使って島民
にプロジェクトへの理解と浸透を図ったりしました。

単なる外来種の拡散防止だけでなく、島民の環境教育や保全事業による
島民の自立など、まさに「メリット」山盛りのプロジェクト。
JAGAでは、今後もこのプロジェクトへの支援を続けていきたいと考えて
います。

資金援助を頂いたBESSフォレストクラブそしてJAGA会員の
皆さん、ありがとうございました!
まだまだご支援をお待ちしています。ご希望の方はJAGA事務局ま
でお問い合せ下さい。

(チャールズ・ダーウィン財団プレスリリースを元に編集)[事
務局TO]








同じカテゴリー(最新ニュース)の記事

Posted by ジョージ・フィンチ at 14:39│Comments(0)最新ニュース
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。