【最新ニュース】JAGA支援事業が賞を受賞!
2009年03月09日
【最新ニュース】JAGAが支援する保全事業が現地の賞を受賞!
2月18日、JAGAが昨年より支援するガラパゴスでの「ネイ
ティブ・ガーデン・プロジェクト」が、サンタクルス市より「生態系保
全メリット賞」を受賞しました。
プロジェクトを主導するチャールズ・ダーウィン財団(CDF)とプ
ロジェクトリーダーのCDFが運営するダーウィン研究所植物部門
レイチェル・アトキンソン博士(写真は授賞式でサンタクルス市長
(右)と)に贈られたもので、現地諸機関および地域社会への大きな貢
献が評価されました。
「ネイティブ・ガーデン・プロジェクト(Native Garden
Project)」とは、島民の住居の庭や公共施設の花壇などに植えられて
いる外来植物を除去し、代わりにガラパゴスに自生する植物を植えま
しょう(Nativeの植物でGardenを作りましょう!)という
活動です。
ガラパゴス諸島では、これまで確認された全外来種が1500種に及
び、その半数以上の888種が植物です。またこの外来植物の約
60%の種が、島民の観賞用や農業・園芸用に持ち込まれたものだという
ことが分かっています。
このためCDFでは、島民に対して、どの植物が外来種でどれが自
生種(固有種および在来種)かを説明し、自分たちの庭に植えるべき自
生種の苗を配布したり、公共施設の周囲の庭や町中の公園・学校などの
植木を外来種から自生種に変えたりして、外来植物の侵入・拡散を防止
することにより、生態系の保全を図ってきました。
昨年末までに計42種、2000を超える種子や苗が植えられたとの
ことです。また、サンタクルス島の町中には、この植樹事業を担う5つ
の小さな会社が誕生し、外来種の駆除および自生種ガーデンのデザイン
や施工を行っているということです。
JAGAでは昨年より、BESSフォレストクラブ(東京・渋谷)
http://www.bess.jp/forestclub/
の支援を得て、CDFに2万ドルを超える資金援助をし、このプロ
ジェクトの推進に協力してきました。CDFでは、これらの資金で
苗や種子を育成し島民に提供したり、マスコット(写真)を使って島民
にプロジェクトへの理解と浸透を図ったりしました。
単なる外来種の拡散防止だけでなく、島民の環境教育や保全事業による
島民の自立など、まさに「メリット」山盛りのプロジェクト。
JAGAでは、今後もこのプロジェクトへの支援を続けていきたいと考えて
います。
資金援助を頂いたBESSフォレストクラブそしてJAGA会員の
皆さん、ありがとうございました!
まだまだご支援をお待ちしています。ご希望の方はJAGA事務局ま
でお問い合せ下さい。
(チャールズ・ダーウィン財団プレスリリースを元に編集)[事
務局TO]
2月18日、JAGAが昨年より支援するガラパゴスでの「ネイ
ティブ・ガーデン・プロジェクト」が、サンタクルス市より「生態系保
全メリット賞」を受賞しました。
プロジェクトを主導するチャールズ・ダーウィン財団(CDF)とプ
ロジェクトリーダーのCDFが運営するダーウィン研究所植物部門
レイチェル・アトキンソン博士(写真は授賞式でサンタクルス市長
(右)と)に贈られたもので、現地諸機関および地域社会への大きな貢
献が評価されました。
「ネイティブ・ガーデン・プロジェクト(Native Garden
Project)」とは、島民の住居の庭や公共施設の花壇などに植えられて
いる外来植物を除去し、代わりにガラパゴスに自生する植物を植えま
しょう(Nativeの植物でGardenを作りましょう!)という
活動です。
ガラパゴス諸島では、これまで確認された全外来種が1500種に及
び、その半数以上の888種が植物です。またこの外来植物の約
60%の種が、島民の観賞用や農業・園芸用に持ち込まれたものだという
ことが分かっています。
このためCDFでは、島民に対して、どの植物が外来種でどれが自
生種(固有種および在来種)かを説明し、自分たちの庭に植えるべき自
生種の苗を配布したり、公共施設の周囲の庭や町中の公園・学校などの
植木を外来種から自生種に変えたりして、外来植物の侵入・拡散を防止
することにより、生態系の保全を図ってきました。
昨年末までに計42種、2000を超える種子や苗が植えられたとの
ことです。また、サンタクルス島の町中には、この植樹事業を担う5つ
の小さな会社が誕生し、外来種の駆除および自生種ガーデンのデザイン
や施工を行っているということです。
JAGAでは昨年より、BESSフォレストクラブ(東京・渋谷)
http://www.bess.jp/forestclub/
の支援を得て、CDFに2万ドルを超える資金援助をし、このプロ
ジェクトの推進に協力してきました。CDFでは、これらの資金で
苗や種子を育成し島民に提供したり、マスコット(写真)を使って島民
にプロジェクトへの理解と浸透を図ったりしました。
単なる外来種の拡散防止だけでなく、島民の環境教育や保全事業による
島民の自立など、まさに「メリット」山盛りのプロジェクト。
JAGAでは、今後もこのプロジェクトへの支援を続けていきたいと考えて
います。
資金援助を頂いたBESSフォレストクラブそしてJAGA会員の
皆さん、ありがとうございました!
まだまだご支援をお待ちしています。ご希望の方はJAGA事務局ま
でお問い合せ下さい。
(チャールズ・ダーウィン財団プレスリリースを元に編集)[事
務局TO]
Posted by ジョージ・フィンチ at 14:39│Comments(0)
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