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【最新ニュース】GNP:70の観光地点をモニタリング調査

2009年10月01日



ガラパゴス国立公園(GNP)内の観光では、公園管理局が予め決め
た観光地点(サイト)しか立ち入ることができません。

*公園内の観光についてはこちらに基本情報を載せています。
http://galanews.ti-da.net/e2524590.html

観光サイトは現在70カ所。その管理の一環として調査が行われ
た、というニュースをお送りします。

==以下、GNPプレスリリース訳。※一部意訳・略訳しています。

GNPニュース:ガラパゴス国立公園管理局、諸島の70の観光サイ
トをモニタリング調査

観光サイトや観光活動の変化を見出し、良好な状態に維持することを目
的とする(写真は調査の様子)。

2009年9月28日

ガラパゴス国立公園管理局は、公園内の70の観光サイト(陸上)
のモニタリング調査を開始しました。

このモニタリングでは、観光サイトや観光活動の変化を見出すのに有効
な生物物理学的・社会的データや管理データを収集します。

GNPではこのデータを分析し、その変化がもたらす潜在的な影響を見出
し、観光地点を良好な状態に維持するとともに、公園を訪れる人々が今
後も質の高い経験をできるよう計画や管理方針を策定していきます。

各地点で収集されたデータは、継続的な指標として使用されます。生物
物理学的指標には、浸食、歩道の幅、植被(植物がどれくらい地面を
覆っているか)や、ごみ、落書き、火災の兆候、外来種の有無などがあ
ります。

社会的指標は、訪れる人々が観光サイトで感じる「孤立感
(isolation)」や「独占感(exclusivity)」のレベルを測るための
ものです。

管理指標は、既存のインフラの状態を評価します。ナチュラリストガイ
ドや公園監視員(レンジャー)が現地報告書に記載する情報も取り入れ
て評価します。

今週、公園管理局では、サンクリストバル島のエル・フンコ、プンタ・
ピット、セロ・ブルッホの各観光サイトのモニタリングを行いました。
エル・フンコ(諸島唯一の淡水湖)では、歩道の数か所で浸食が見つか
り、雨水や土砂の流出を緩和し、また、立ち入りしやすくするための木
製の保護柵を設置しました。

ブラックベリーやグアバなどの外来種も見られましたが、管理局では、
その駆除を計画済みで、外来種の見つかったエリアにミコニア(固有
種)を植え替える予定です。

収集されるデータは、すべて所定の管理基準に則して分析・比較され、
状況が許容されるものかどうか、また、管理行動が必要な場合は、どの
ようなものが必要かが決定されます。

(訳:S.Nakamura(翻訳ボランティア)、掲載:JAGA、
()内JAGA注釈)




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Posted by ジョージ・フィンチ at 16:53│Comments(0)最新ニュース
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